2009年5月6日水曜日

米国 沈黙は金

英語特許明細作成指針をまとめるために資料収集とその読み込みをしていますが、米国向け特許明細作成に関して分かってきたことは「余計なことは書くな」が鉄則ということです。

特許審査過程を重視するあまり、色々な情報を盛り込んでおいて後の拒絶理由通知に対応しやすくすよう!という傾向が日本出願段階ではよくありますが、米国出願においてはこれら余分な肉を削っておかないと侵害訴訟裁判時不利になる可能性大なのですね。

まあ、日本企業は積極的に侵害訴訟を起こすことが少ないので裁判に備えて明細を作るというよりもUSPTOでの審査に備えて明細を作る(とりあえず権利化して有効特許数を沢山保有し、その数で競合他社を圧倒して参入をはばむ)という傾向が強くやむをえない傾向なのかもしれません。
とは言っても特許性に関係のないことはキチンと削るように米国出願時に手当てしておきましょう。

以下の事例は結局特許無効とならずに侵害が認定された例ですが、バックグラウンドセクションで明細に余計なことを書きすぎて被告に攻撃材料を与えてしまった例です。 
 先行技術で解決課題を書きすぎ→クレームでその課題に対応していない
Pointing Out the Problem to be Solved or Objects of the Invention (LINK)

2009年5月5日火曜日

EPO EAST meets WESTのプレゼン資料が公開されました。

今年のEAST meets WESTのプレゼン資料が公開されています。(LINK)
2008年の情報検索競技会についてプレゼンしているんですね。
そのうち世界大会が開催されるかもしれませんね。
Patent Information Retrieval Contest (PIRC) 2008 in Japan

その他日本のDBメーカー代表としてJP-NETeのプレゼンがありました。
JP-NETの旧システム(日本+米特許)を英語化したシステムのようです。
それと今年はRaytecのプレゼンはないですね。

Tips Acrobatスキャン品質の向上

書籍をスキャンして電子化する場合、データ容量を抑えるために解像度を抑え気味にしますがどうしても字が読みにくくなります。
この方法は劇的に読みやすさを向上させてくれます。おまけにファイルサイズが激減します。超お勧めの方法です。いや~うれしいな。初期にスキャンした本が(解像度をケチったので)読みにくくて悲しかったのですが蘇りました。
Better PDF OCR. ClearScan is smaller, looks better (LINK)