一方、発明通信社のHypat-i 中国検索が11月から正式サービス開始とのアナウンスがありましたのでこちらの契約を考慮中です。
-----------09/09/19------------
「ここがポイント!中国特許調査」の著者、赤壁さん(?)からコメントをいただきました。
過去記事に埋もれさせておくのはもったいないので記事をアップデートいたします。しばらく前にCNIPRで中国特許のテキストをダウンロードしようとしたところ、メニューからテキスト表示ボタン([代码化] )が消えていました。有料メニューへ変更してしまったのかとあきらめていたのですが、以下の赤壁さんのコメントを見てCNIPRに再チャレンジしました。
[代码化] のボタンは表示されるようになっており、テキスト表示できそうな雰囲気です。ただ、残念ながら、このボタンを押しても、反応がめちゃくちゃ遅いせいなのか、テキストが表示されるまでには至っていません。でも、画面が出てきますので調子の良いときにはテキストが表示されるだろうと期待しています。
- コメント引用
- CNIPRの中文全文表示ですが、今日は有料部でも無料部でも表示可になっていました。
- 9/8にJPDS知財寺子屋でお話した頃には、無料部で 「全文表示」のボタンを押すと「ログインが必要です」的なメッセージが出てきて、ID、パスワードを入力すると表示されるという現象があり、昨日はこれま で表示が可能だった出願の「全文表示」ボタンさえ消えていたのですが・・。
- CNIPRはまだ不安定なDBなので、こういうことはよくあるようですが・・・
(情報追加:09/03/27)
JPDSからダイレクトメールがあり注文していた書籍「ここがポイント! 中国特許調査」が今日手元に届きました。
中国DBの比較一覧表(46ページ)を眺めていたら、なんとPUBCNIPRの中国語版で全請求項が表示できると書いてあります。
早速、サイトでトライして見ました。結果は・・・残念ながら全請求項表示のメニューまで行き着けませんでした。
念のためにCNIPRの中国語版に行ったところこちらでは全請求項が表示できるようになっていました。書籍の情報ではCNIPR中国語版では全請求項表示は×となっています。編集ミスか、CNIPRとPUBCNIPRの仕様変更が原因だと考えられます。
なんにせよ、これで無料で中国公開公報の全クレームをテキスト入手することが可能になりました。とってもありがたいです。たまには検索サイトを巡回してみるものですね。
なお、この書籍の情報によるとCNIPR系のDBはIPC-Rの遡及付与対応がされていないらしいです(44ページ)。実際に、特許数件に関しesp@cenetと比較したところIPC1-7にしか対応していませんでした。私の場合、担当分野の中国出願がまだ少ないので特許調査はIPC単位で全件確認するようにしていますが、要注意ということがわかりました。
後、このIPCは日本でいう公報段階のIPCなのだろうか?、(そんな気がする)とても気になります。
日本のDBベンダーはCNIPRからデータを購入しているので分類検索するときは気をつけましょう。
最後になりましたがこの本は力作で貴重な情報満載です。中国特許調査に関わる可能性がある方必携の本だと思います。
1500円(+送料、JPDS直販以外書店においてあるかは不明)とお手ごろ価格です。でひ購入しましょう。
なお、私は著者と面識も利害関係もないことをお断りしておきます。
「ここがポイント!中国特許調査」
定 価:1,500円(本体価格1,429円、消費税71円)送 料:300円
----09/02/18------
酒井美里さんの「検索が好き!、調査が好き!」でパテントレンズの新機能(PCT特許を中国語検索)が紹介されていました。
>データを確認すると、
>原語のフルテキストデータが入っていて、
>中国語での全文検索、可能になってます。
なる記述に「やや!」と驚いて早速覗いてみると確かに中国語の全文が入っています。パテントレンズが独自にOCRにかけてテキスト化しているようです。SIPO、CNIPRやレイテック社の商用データベースCN/WEBには中国語テキストは要約と第一請求項までしか入っていません。まもなく発明通信社が中国全文テキストを入れたデータベースをリリースすると聞いていますが、漢字文化圏の商用データベースでさえまだ実装していない中国語全文テキストをPCT出願のみとはいえ、英語文化圏の無料サイトが実装したとは驚きです。PCTだけじゃなくてCN出願もテキスト化してくれると滅茶苦茶嬉しいんだけどな。。。
それから、「検索が好き!、調査が好き!」の記事で知財情報室がちらりと引用されていました。ブログで紹介されるとは光栄です。
中国テキストの例
-- PatentLens OCR 00030000.txt
WO 2006/010331 PCT/CN2005/001135
一种移动终端的通信方法
技术领域
本发明涉及移动通信技术领域,特别涉及一种无线自组织(Adhoc) 网络中,移动终端的通信方法。
5 发明背景在移动通信技术领域,常见的移动网络通常以蜂窝网络或无线局域网等形式出现。在蜂窝网络中,移动终端之间的通信必须借助于基站和/或移动交换机的转接未完成;在无线局域网中,移动终端需要通过元线接入点连接到现有的固定网络。与此同时,蓝牙(Bluetooth)、家庭元
10 线网(HomeRF)等移动通信新技术也纷纷涌现。上述这些移动通信网 络及移动通信技术是对固定有线网络的补充和发展,它们也需要固定基础设施的支持。但是,上述这些依赖于固定基础设施的移动通信技术并不能满足特殊环境或紧急情况的通信要求。例如,军队在战场上快速推进和部署过程中、发生地震等自然灾害时投索和救援过程中、以及野外
15 科考过程中等等,由于地理条件的限制,利用上述移动通信技术元法灵活并且快速地建立移动通信网络,实现通信。因此,为满足特殊的通信要求,迫切需要一种不依赖固定的基础设施就能够快速并且灵活配置的移动通信网络。
6 件のコメント:
はじめまして。今頃のコメントで申し訳ございません。「ここがポイント!」の著者でございます。偶然御記事を見つけて拝読いたしました。大変有益な情報満載で、ついつい読みいってしまいました(^^ヾ
中国特許の全文表示に関してですが、つい先日までは無料部での利用が不可になっていたのですが、今日試してみたら有料部でも表示不可になっていました(泣)。
原文全文が入手できるのは現在ではHYPAT-iのみでしょうか・・CNIPRは去年くらいまで、現地語データに関してはクレーム1までしか営利団体への販売をしてこなかったようですが、現在では全文部分も機械英訳全文も販売するようになったことが背景にあるようです。
ちなみにp46の比較表でCNIPRの全請求項が表示が×になっている理由は、「請求項」というボタンがないというだけのことです(紛らわしくて申し訳ございません)。「全文」で入手できたのはもちろんのことなのですが、それも叶わなくなってしまいました(泣)。あくまでもベータ版的なDBということなので仕方がないですね。
このあたりの最新情報は
http://www.jpds.co.jp/event/seminar.html#china-chousa
などでご紹介させて頂いております。
ところで
http://www.ipexl.com/company_profile.html
による一覧取得は成功されたのでしょうか?とても興味があります。
今後とも興味深く拝読させていただきますので、よろしくお願いいたします。
CNIPRの中文全文表示ですが、今日は有料部でも無料部でも表示可になっていました。
9/8にJPDS知財寺子屋でお話した頃には、無料部で「全文表示」のボタンを押すと「ログインが必要です」的なメッセージが出てきて、ID、パスワードを入力すると表示されるという現象があり、昨日はこれまで表示が可能だった出願の「全文表示」ボタンさえ消えていたのですが・・。
CNIPRはまだ不安定なDBなので、こういうことはよくあるようですが、紛らわしい書き込みをして大変失礼いたしました(^^ヾ
コメントありがとうございます。JPDSでの研修は私も受講したいのですが、このご時世で出張、研修費が捻出できません。非常に残念です。
CNIPRについては最新の情報ありがとうございます。私もしばらく前に試してテキストダウンロードできなくなったものと思い込んでいました。
でも、こうも動きが不安定だとHypatが正式版になったら契約しようかと考えています。それと公報をAcrobatのOCR機能でテキスト化しても結構読めるのでそれもありかなと思っています。
またのお越しをお待ちしております。
こんにちは。本当に2ページ目以降は有料になっていますね~(CNIPRも思考錯誤していてこのパターンに落ち着いた(?))
HYPAT-iですが、中文全文は2007.12までのデータしか入っていません。QPATも最近中文全文データをリリースしましたが、中文データ(テキストだけでなく出願人、発明者も含む)の収録が年代によっては5割を切るなど、非常に悪いです。
HYPAT-iの詳細な収録状況については所属の外部協議会で検証中です。11月の全体発表会以降にメンバー・幹部の許可を得てからでないと具体的な内容は公表できないのですが、概観が分かりましたらお知らせしますね(^^)/
CNIPR、また2ページ目以降有料になりました??
なんだかガッカリです。。。
CNIPRの有料版もとんでもなく値上げされる可能性があるという話も聞いてます。
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