2008年8月3日日曜日

米国 USPTOの審査の実態(?)

以前USPTOの危機的な状態について米国特許弁護士による情報を伝えましたが(1)、あらたに別の情報(2)をアップします。なお、これらの情報が真実であるかの検証はしておりませんのでそのつもりでご覧ください。
-記事抜粋-
米国特許制度の大部分の問題-特許取得が高コストということも含む-は審査官が不適切な根拠のない拒絶を発するということに起因する。これは私の審査官としての経験に照らし合わせて真実である。私はPAIRを持ちいて、USC435に分類される、直近発行された50件の特許を調査した。これらの特許の76%に関し審査官は最初のOAですべてのクレームを拒絶した。これはこれらの出願にかかわった特許弁護士が無能ということを意味するのか?それとも審査官が根拠のない拒絶をしているのか? 
答は後者である。
ではいったいこの「拒絶ポリシー」は何を意味するのか? 
ひとつは、新人審査官に対し指導審査官が例え拒絶の根拠となる先行技術がなくても最初のOAですべてのクレームを拒絶するように指示するということである。このポリシーの一つの結果として、新人審査官は指導審査官が要求する拒絶をサポートする先行技術を探すために長時間の無償残業をすることになる。このことが新人審査官の離職が多い真の理由である。・・・(以下省略)
詳細はリンク先の記事でご覧ください。

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