USPTOとKIPOが2極協力で合意したとのことです(1)。
・両国の特許審査環境を調和してワークシェアリングの推進
・お互いの審査結果利用の推進
さらに、
・共通のDBの設置
・標準化特許分類システムの開発
・両特許庁審査官の教育環境統一
などを目指すそうです。
これらのワークシェアリングや特許審査環境の調和により、両国はより質の高い特許をより便利に獲得できるようになるとの期待があるようです。
まずは、作業レベルの部会を今年末から開催する予定だとのことです。
今この時期にわざわざ2極調和を打ち上げる理由は何なのでしょう?
うまく機能していないとはいえ、世界標準の特許分類を目指してIPC第8版が動きだしているところで独自の標準分類もないものだと思うのですが・・・
それと、この協力関係によりより質の高い特許取得を目指すとのことですが、「悪貨は良貨を駆逐する」という諺ありませんでしたっけ?、どちらが悪貨かは言いませんが大丈夫でしょうかねえ。
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